ワイン好きなら飲んでおきたい厳選フランスワイン

2021年11月12日コラム, ワインおすすめ, フランス, ワイン

皆様こんにちは!ワインはお好きですか?

「ワインといえばフランス」「フランスといえばワイン」というように、フランスのワインは王道ですよね。

フランス国内のワイン生産地方は大きく分けて10の地方に分類されています。

ワイン好きなら飲んでおきたいフランスワインを地方別に厳選してみました!

目次

ボルドー地方

ボルドー地方はシャトー・マルゴーなどの5大シャトーで有名な生産地で、フランスの南西部に位置しています。

ボルドーでは赤・白・ロゼをそれぞれ生産していますが、メインはやはり赤ワインでボルドーワイン全体の8割強を占めています。

ボルドー地方内でも、それぞれの地区によって使用している主要品種が異なったり、土壌や生産可能色の規制があったりするので、とても楽しい地方です。

ボルドー地方で注目の一本はこちらです!

【赤】シャトー・バタイエ

シャトー・バタイエはメドック格付け第5級に位置する生産者ですが、その実力は第5級以上です!

ボルドーワインで想像する力強く、肉厚のフルボディ赤ワイン、余韻は長く複雑味を楽しめる上質ワインそのものを体現している一品がこのシャトー・バタイエです。

条件的にはそれなりの価格をイメージしますが、1万円以下で購入することが可能です。しかし、人気からかなかなか市場に出回っていないのが難点です。

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ブルゴーニュ地方

ブルゴーニュ地方は、フランスの北東部に位置する生産地で、ロマネ・コンティやボジョレー・ヌーボーといった有名ワインが生産される地域です。

南北縦長の地域で、それぞれの気候や土壌の違いによりさまざまなワインが生産されています。

また、ボルドーやローヌなどと異なり、赤はピノ・ノワール、白はシャルドネを使用した単一品種のワインが生産されることでも有名です。

葡萄品種がほぼ統一的なだけに、北から南にそれぞれ所在する地区のワインの味わいを楽しむのもいいですね!

ブルゴーニュ地方のおすすめの一本はコチラです!

【赤】ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ レ・ショーム ラマルシュ

ヴォーヌ・ロマネのレ・ショームの生産者は「ロマネ・コンティ」と「ラ・ターシュ」という特級畑に挟まれた特級畑「ラ・グランド・リュ」を単独で所有する老舗のドメーヌです。

こちらのヴォーヌ・ロマネは、黒い果実にスパイシーな風味があり力強い印象がありながらも、ピノ・ノワールの繊細さも生かしたエレガントな作りとなっています。

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シャンパーニュ地方

地名から想像がつく通り、シャンパンの生産地です。

シャンパンとスパークリングワインはどう違うの?という疑問を良く聞きますが、「シャンパン」は「スパークリングワイン」の一種なんです。大分類「スパークリングワイン」の小分類として「シャンパン」があるイメージですね!

また、シャンパンはシャンパーニュ地方で作られたスパークリングワインのうち、一定の厳しい条件をクリアしたものだけが、「シャンパン」や「シャンパーニュ」と名乗ることができます。

シャンパーニュ地方は、フランスのワイン生産地の中で最も北に位置していますので、非常に涼しい気候だと想像できます。

シャンパーニュ地方でおすすめの一本はこちらです!

【泡】シャンパーニュ クリュッグ グランド・キュヴェ ブリュット

シャンパンといえば「ドンペリ」の相性で「ドン・ペリニョン」が非常に有名で人気が高いのですが、こちらのクリュッグも「シャンパンの王様」と称されるほどの実力と人気がある一品です!

クリュッグは、ヴィンテージものでないものも、市場に流通させるまで最低6年は熟成させているため、その複雑な味わいは他のシャンパンでは味わうことができません!

乾杯の一杯から食後のデザートまでコース料理をこのクリュッグで楽しむこともできる万能シャンパンです!

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アルザス地方

アルザス地方は、フランスの北東部に位置するワインの生産地で、ドイツとの国境に面しています。

ドイツに隣接した土地柄から、ドイツワインと使用する品種が似ていたり、ワイン名や品種名にドイツ語が入っていたりします。

アルザス地方で飲んでおきたい一本はコチラです!

【白】リースリング ブランド グラン・クリュ

リースリングは辛口にも甘口にも使用される葡萄品種で、アルザスの辛口のリースリングはキリッとしていてとても飲み心地が良いことで有名です。

特に、こちらのグラン・クリュを生産するD.ツィント・フンブレヒトのリースリングは、ビオディナミ農法で栽培されており、非常に上質な仕上がりとなっております。

辛口の味わいの中にも、リースリング本来の甘みによりワインに深みを感じられます。

▼▼アルザスのリースリングの最高峰クラスはコチラ▼▼

ロワール地方

ロワール地方は、フランス最長の河川ロワール河沿岸一体の地域でフランスの北西部に位置しています。

東西に長く伸びている地域で、その土地その土地で気候や土壌そして葡萄品種が異なります。

ロワール地方は、古城が多くあり、また風光明媚な観光地としても有名な地域です。

ロワール地方でおすすめのワインはこちらです!

【白】クロ・ド・ラ・クーレ・ド・セラン ニコラ・ジョリー

クーレ・ド・セランはロワールのアンジュー地区に位置する区画で、ニコラ・ジョリー氏の単独所有する畑です。

ニコラ・ジョリー氏は、ロワールのビオディナミ農法の伝道師と呼ばれ、自信が生産するワインにももちろんビオディナミ農法が採用されています。

ビオディナミ農法では、無農薬有機栽培の他、天体の動きにも着目する点が特徴的な若干オカルトチックな農法です。

このクーレ・ド・セランはシャトー・ディケムやモンラッシェなどのフランスの5大白ワインの一つに数えられる一品です。

▼▼ロワールの超自然派ニコラ・ジョリー氏の白ワインはコチラ▼▼


ローヌ地方

ローヌ地方は、フランスの南東部に位置し、南北に渡るローヌ河沿いに広がるワインの生産地です。

14世紀に法王庁が置かれたアヴィニョンが有名で、ローヌ地方の代表的なワインでシャトーヌフ・デュ・パプがあります。

ローヌ地方は北部と南部に地域が区分され、それぞれで使用する品種が異なる点が特徴です。

ローヌ地方でおすすめの一品はコチラです!

【赤】シャトーヌフ・デュ・パプ キュヴェ・スペシアル

法皇の新城」という名のワインで、14世紀に法皇の夏の居所が構えられたローヌ南部に生産地は位置します。

南部で主に使用される赤ワインのブドウはグルナッシュで、とても果実味豊かで口当たりは優しくもしっかりとしたボディが特徴です。

特に、タルデュー・ローランは樹齢50年から100年のグルナッシュのぶどうを使用するなどワイン作りにこだわる生産者です。

また、タルデュー・ローランは、ブルゴーニュの生産者で有名な「ドミニク・ローラン」氏と、ローヌ随一のワインの目利きと称される「ミシェル・タルデュー」氏が共同して創業しました。

▼▼古樹から作られる法皇の新城という名のワインはコチラ▼▼

ラングドック・ルーション地方

ラングドック・ルーション地方は、フランス南部に位置する地中海沿岸に広がるワインの生産地です。

ボルドーやブルゴーニュを含むフランスでの全ワイン生産量の約40%を占めるフランス最大のワイン生産地です。

特に、この地方では、V.D.L.やV.D.N.といった上質の甘口ワインの生産地としても有名です。

ラングドック・ルーション地方のおすすめの一品はコチラです!

【赤】モーリィー ラファージュ グルナッシュ

ラングドック・ルーション地方で代表的な甘口赤ワインのV.D.N.のモーリィです。

チョコレートのような甘さが特徴のワインですが、甘ったるさはなくプラムや赤いベリー系の果実味により非常にすっきりとした味わいです。

バニラアイスと一緒に飲んでも楽しめます。

▼▼チョコレートのような甘口赤ワインはコチラ▼▼

南西地方

南西地方は、名前の通り、フランスの南西に位置しており、ボルドー地方の東からピレネー山脈にかけて広がるワインの生産地です。

特に、南西地方で有名なワインが、「黒ワイン」と呼ばれる赤ワインで、グラスに注いでも光をほとんど通さないかのように黒いワインです。

南西地方でおすすめの一品はコチラ!

【赤】ガリオッタン マルベック カオール

南西地方といえばカオールの黒ワインです!

味わいは、濃縮されたブラックベリー系の果実味から滑らかなタンニン感まで見た目さながらの力強さがあるフルボディ赤ワインです。

南西地方の料理のフォアグラやジビエ料理に非常に相性の良いワインです。

▼▼カオールの黒ワインはコチラ▼▼

ジュラ・サヴォワ地方

ジュラ・サヴォワ地方は、フランス東部に位置し、スイス国境にあるジュラ山脈の西側に面したワインの生産地です。

この地方では、ヴァン・ジョーヌ(黄ワイン)とヴァン・ド・パイユ(藁ワイン)という、赤・白・ロゼに区分されない特殊な製法のワインがあります。

この地方でおすすめの一品はこちら!

【白】シャトー・シャロン

ジュラ・サヴォワ地方といえばやはり黄ワインです!

黄ワインはサヴァニャン100%使用、収穫から6年間のオーク樽での熟成など、厳しい規制の中生産されているワインです。そのため、非常に流通量も少ないため、希少性が高い一品となっています。

特に、シャトー・シャロンの黄ワインは、くるみやヘーゼルナッツなどのナッティーで複雑味のあるフレーバーが特徴です。

▼▼ジュラの珍しい黄ワインはコチラ▼▼

プロヴァンス地方

プロヴァンス地方は、フランスの南西部地中海沿岸のマルセイユからニースまでの地域です。

プロヴァンス地方では特にロゼワインが有名で、赤・白・ロゼのうち約9割弱を占めています。

ローヌ南部のニームに続く地域なので、品種はローヌ地方に類似しています。

プロヴァンス地方のおすすめのワインはコチラです!

【ロゼ】バンドール ロゼ

プロヴァンス地方の名産ロゼ・ワインです。

D.タンピエがプロヴァンス地方で作るバンドールのロゼはムールヴェードルという力強い品種を50%使用しているため、ボディがしっかりとしつつフレッシュな味わいに仕上がっています。

リゾート地の夕焼けを思わせるワインの色合いもきれいです。

▼▼プロヴァンス地方の代表的ロゼ・ワインはコチラ▼▼

まとめ

気になるワインや新しい発見はありましたか?

皆様のワイン選びのお役に立てれば嬉しいです!