お城の名前が由来のチーズ・シュロスバーガー・アルト

2021年11月11日チーズアルト, シュロスバーガー, チーズ, ハード系

スイスのチーズといえば、ラクレットやヴァシュラン・モンドールがよく知られています。
このシュロスバーガー・アルトは、東京でも販売しているショップが少ないため知名度は低いのですが、旨味のしっかり詰まったハード系のチーズです。


目次

チーズの詳細

  • 名称:シュロスバーガー・アルト(Schlossberger Alt)
  • 産地:スイス・ベルン州
  • 種類:セミハード
  • 原料:牛

シュロスバーガー・アルトとは

シュロスバーガー・アルトの名前の由来は、生産地の近くの「シュロッスベルグ」という古城に由来しています。
祖父の代から受け継がれている伝統的な製法を大切に守って作られているチーズです。

シュロスバーガー・アルトの生産地はフランスと国境を近くにする山地で、フランスのコンテやスイスのグリュイエールといったハード系のチーズの産地の近所でもあります。
産地の山を活かして、放牧されて育てられた牛の乳が使用されています。

シュロスバーガー・アルトの味わい

シュロスバーガー・アルトは、口に含んだ瞬間の印象はパルミジャーノ・レッジャーノで、適度な塩味とほのかな苦味があり、アミノ酸の結晶によるシャリっとした食感が味わえます。
しかし、後味はコンテのようなしっとりとしたミルクのコクと旨味が感じられます。

シュロスバーガー・アルトの食べ方はチーズスライサーで薄めにスライスすることで、口の中に香りが広がりやすくなります。
ハード系のチーズなのでサラダやスープにかけたりしても美味しく召し上がれます。

なかなか出会うことのできないチーズなのでショップで見かけたら是非お試しください!