【チーズの種類】白カビのチーズ

2021年11月11日コラム, チーズ

白カビのチーズとは、見ての通り、表面が白いカビで覆われているチーズのことです。

カマンベールチーズを代表する白カビのチーズは、濃厚でクリーミーな味わいで世界中で親しまれています。

目次

代表的な製法

  1. 原材料を温める
  2. 凝固させる
  3. カットする
  4. 型詰めし成形する
  5. 脱水、反転をする
  6. 加塩する
  7. 白カビを吹き付ける
  8. 熟成させる

現在では様々な製法が採用されていて、伝統的な製法では白カビをスプレーなどで吹きかけますが、ミルクの段階で白カビ菌を入れる方法も用いられています。

白カビチーズの特徴

スーパーやコンビニでも販売されているお手頃チーズのカマンベールチーズを食べたことがある方はお分かりの通り、表皮は少し歯応えがありますが中身はもちもちとした感じで口に含むと溶け出しミルキーでクリーミーな味わいが特徴です。

いわゆるチーズの臭みやクセが少なく食べやすいものが多くあります。

特に、下記一覧のカマンベールやブリー・ド・モーはチーズ初心者の方にも嫌われることなくお楽しみいただけるものかと思います。

白カビタイプのチーズ一覧

カマンベール

日本でも雪印などの乳製品メーカーで生産されている有名なカマンベールチーズです。

クリーミーで優しい味わいが特徴で、臭みやクセが少ないチーズでチーズ初心者にオススメの逸品です。

カマンベールチーズは世界中で生産されているチーズですが、このカマンベール発祥の地であるノルマンディーで生産されたカマンベールは他のものとは区別され、さらに厳しい製法基準をクリアしたカマンベールチーズに称されるものが下の「カマンベール・ド・ノルマンディー」です。


ブリー・ド・モー

カマンベールチーズと比べると知名度は落ちますが、「チーズの王様」と称されるほどの逸品で、地元フランス人にも愛されて長いチーズとなります。

ブリー・ド・モーもカマンベールチーズと同様に臭みやクセが少なく、チーズ初心者にオススメのチーズです。

むちっとした食感にミルクの香りが漂い、食卓にだしても他の食事の邪魔をしないチーズです。


ヌフシャテル

バレンタインが近づくとよく目にするヌフシャテルは、形が特徴的でハートの形をしています。

バターのようなコクがありますが、カマンベールと比べるとやや塩味が効いており、シャープな味わいのチーズです。

チーズ好きの方にプレゼントとしてもオススメですし、ご自身で楽しまれる場合は是非りんごのお酒のシードルと合わせてみるのもオススメです。

バラカ

形が特徴的なチーズとしてヌフシャテルと並んで有名な白かびのチーズがこの「バラカ」です。

馬の蹄の形をしているバラカですが、ヨーロッパでは馬の蹄は幸福のシンボルとされていて、この馬の蹄の形をしているこのバラカは、幸福を呼ぶチーズとして、地元フランスではお祝い事などの贈り物として人気のあるチーズです。

濃厚なバターのようなコクとふんわりとした塩味が特徴のチーズで、ライトな赤ワインやスパークリングワインと合わせると更に美味しく愉しめるかと思います。

ヨーロッパ圏の方への贈り物にすると喜ばれるのではないでしょうか。


まとめ

白かびのチーズは上記のほかにもいろいろな種類のチーズがあります。お気に入りの一品が見つかることを願っています!