ワイン好きなら飲んでおきたい厳選イタリアワイン②【中部6州】
皆様こんにちは!
前回に引き続き厳選おすすめイタリアワインをご紹介していきます。
前回の『イタリア北部8州』をまだご覧になられていない方は、是非確認してくださいね!
今回は『イタリア中部6州』をみていきます!
目次
イタリア中部6州一覧
- トスカーナ州
- ウンブリア州
- ラツィオ州
- マルケ州
- アブルッツォ州
- モリーゼ州
トスカーナ州
トスカーナ州は、イタリア中部の位置し、ティレニア海に面しています。この地では、ガリレオ・ガリレイやレオナルド・ダ・ヴィンチといった著名人が生まれた土地でもあります。
トスカーナ州では赤ワインの生産量が9割弱と比率が多く、特にキアンティが有名です。
ピエモンテ州と並ぶワインの二大銘醸地としても有名です。
トスカーナ州のおすすめの一本はこちらです!
【赤】ロッカ・グイッチャルダ キアンティ・クラシコ・リゼルヴァ
バローネ・リカーゾリ社のキアンティ・クラシコで、バローネ・リカーゾリ氏は、キアンティを飲みやすくするため、サンジョヴェーゼに一定量の黒ぶどうと白ぶどうのブレンドを考案したベッティーノ・リカーゾリ男爵を先祖に持つイタリアの名家です。
歴史ある名家による伝統的スタイルで生産されています。
ブルーベリーやプルーンなどの果実味から樽やすみれの花の香りが漂う柔らかくもボリュームのある味わいが特徴のフルボディの赤ワインです。
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ウンブリア州
ウンブリア州は、イタリアのほぼ中心にあり、海にも国境にも面していない唯一の内陸の州です。
アペニン山脈の中にあり、緑と水に恵まれているため、イタリアの「緑の心臓」とも称されています。
ウンブリア州では、白ワインのオルヴィエートや赤ワインのモンテファルコ・サグランティーノが有名です。
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【白】カザソーレ オルヴィエート・クラシコ
サンタ・クリスティーナは、イタリアワインの名門アンティノリ家が手掛けるブランドの一つで、14世紀から続く歴史のあるワイナリーです。
イタリア国内で「その名を知らぬものはいない」と言われるほど人気と親しみをもたれているワイナリーです。また、このオルヴィエートはローマ法皇も愛飲していたと言われています。
洋梨やパイナップルといったトロピカルな果実味が特徴の中甘口の白ワインです。
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ラツィオ州
ラツィオ州は、イタリアの中部に位置し、ローマが州都の州です。
ロンバルディア州に次ぐイタリア第2位の国内総生産を誇ります。
ラツィオ州では、白ワインが7割強と白ワインの生産量が多く、エスト!エスト!!エスト!!!やフラスカーティなどが有名です。
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【白】フラスカーティ・スペリオーレ セッコ
ポッジョ・レ・ヴォルピ社は、1920年代からワインやオリーブを生産してきたメルジェ家の3代目にあたるアルマンド・メルジェが創業したワイナリーです。
フラスカーティの上級ラインのエポスがイタリアのガンベロ・ロッソで2年連続で最高評価のトレ・ビッキエリを獲得するなど、天才と称される生産者です。
このフラスカーティは「神の雫」で『リーマンのコルトン・シャルルマーニュ』と絶賛されるほどの実力を持つ辛口白ワインです。
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マルケ州
マルケ州は、イタリアの中部東側に位置し、アドリア海に面しています。
マルケ州は丘陵や山岳が多く、トリュフ、きのこやジビエなどの料理が有名です。
マルケ州のワインでは、モンテプルチアーノを主要品種とするコーネロやアンフォラ型のボトルで有名な白ワインのヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエジが有名です。
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【赤】クマロ コーネロ・リゼルヴァ
コーネロを作るウマニ・ロンキ社は1955年にマルケ州に設立されたワイナリーで、いち早く近代的な畑の管理やぶどう栽培、ワイン醸造法を取り入れたとしてマルケ州のリーダー的な存在となっています。
長期熟成の偉大なワインだけでなく、デイリーに楽しめるコストパフォーマンスの高いワインの生産者としても有名です。
スパイシーな味わいの中にベリー系のフルーティさが感じられるフルボディの赤ワインで、牛肉や地元料理のジビエとの相性が良いです。
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アブルッツォ州
アブルッツォ州は、イタリア中部のアドリア海側に位置し、99%が山と丘で平地は1%ほどの州です。
西をアペニン山脈に、東をアドリア海に、山と海という自然に恵まれたアブルッツォ州はワイン生産に向いた土壌で、コストパフォーマンスの高いしっかりとしたボディのワインが生産されています。
海に面しているものの、山岳が多いことから農業が盛んで、羊肉やソーセージなどが有名です。
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【赤】カサーレ・ヴェッキオ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
ファルネーゼ社のカサーレ・ヴェッキオは、神の雫で「イタリアのモン・ペラ」「16,000円のワインに負けない」として賞賛され、日本では有名になりました。
ファルネーゼ社のワインは非常にコストパフォーマンスも高く、ボルドーの1万円以上する高級ワインよりも高い評価を言われるほどの実力があり、安くハイクオリティのワインを楽しむことができるワイナリーです。
3,000円以下とは思えない凝縮感とボリューム感を持つフルボディの赤ワインです。
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モリーゼ州
モリーゼ州は、イタリア中部でイタリアの形をブーツに例えるとちょうど足首の位置にある州です。
1970年にモリーゼ州の北側アブルッツォ州から独立した新しい州で、イタリアでヴァッレ・ダオスタ州に次ぐ2番目に小さな州となっています。
モリーゼ州のワインは、古代から生産は行われていたものの地元消費が多く、イタリア国内でも知名度は高くありませんでしたが、近年の栽培・醸造の技術向上の高まりから今後の期待も高まる生産地です。
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【赤】ラミテッロ・ロッソ
生産者のディ・マーヨ・ノランテは州都カンポバッソで1800年代よりぶどう栽培に従事している老舗のワイナリーです。
化学肥料などを使用しない、最新の技術と情熱によりワインが生産されており、「モリーゼ州で最も重要な生産者」と称されています。
ラミテッロ・ロッソはブラックベリーやさくらんぼの果実味にビロードのような滑らかな口当たりが特徴で、白身魚からジビエまで幅広く相性が良いフルボディの赤ワインです。
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イタリア中部のまとめ
イタリア中部は山と海に恵まれた地形が多く、モリーゼ州のように新しく独立した州があるなど、イタリアの発展の様子を見ることができます。
特にモリーゼ州のワインは日本でまだあまりお目にかかる機会がないので、今後の発展が楽しみのワイン生産地ですね!
次回はイタリア南部6州を巡りましょう!