チーズの女王グリュイエール
スイスのチーズとしてエメンターラーとともによく知られているグリュイエール。
スイスにおけるチーズの生産量も人気も一番と言われており、エメンターラーを「チーズの王様」と呼ぶのに対してグリュイエールは「チーズの女王」と呼ばれています。
目次
チーズの詳細
- 名称:グリュイエール(Gruyère)
- 産地:スイス西部
- 種類:ハード
- 原料:牛
グリュイエールとは
グリュイエールの起源は12世紀と古く、名前の由来はスイス西部のグリュイエールという町の名前からきています。
エメンターラーとともにスイスを代表するチーズです。
グリュイエールは熟成中に塩水に浸した布で表面を何度も拭うため、生地はしっとりと滑らかになり、表皮は表面熟成により硬く黄褐色になります。
グリュイエールには、夏季に放牧された牛のミルクで作られた「ダルパージュ」と呼ばれるものや、10ヶ月以上熟成された「レゼルヴェ」と呼ばれるものがあります。
グリュイエールの味わい
グリュイエールは、口に含んだ瞬間からとても濃厚なミルキーなコクがあり、舌触りもしっとりとしています。
以前のシュロスバーガー・アルトは、アミノ酸のシャリっとした感じがありますが、グリュイエールはビロードのような滑らかさがあります。
表皮はとても硬く、あまり旨味を感じないため、取り除いて食すことをお勧めします。
ハード系好きな方は食べられるのでしょうか。。
グリュイエールは、チーズフォンデュやスープに入れたり、溶かして料理に使われたりしますが、もちろんそのまま食べても美味しく楽しめるチーズです。
グリュイエール自体がとてもコクがあるチーズなので、お酒を合わせるならアルザスのリースリングや南フランスの果実味のある赤ワインを合わせてもいいかもしれません。
皆様も是非お愉しみください!