【秋冬限定】モンドールを堪能【チーズ】
最近は朝晩と涼しくなってきて秋の訪れを感じられるようになってきました。
チーズ好きの方には待ちに待ったモンドールがショーウィンドウに並び始めてきました。
10月12日の今日は台風でニュースが慌ただしいですが、水曜日にこのモンドールを買ってから今日まで楽しみにしていたので、美味しく頂くことにしました。
目次
チーズの詳細
- 名称:モンドール(Mont d’Or)
- 産地:フランスのフランシュ・コンテ圏
- 種類:ウォッシュ
- 原料:牛(無殺菌乳)
モンドールとは
モンドールとは、フランス語で「金の山」という意味で、フランスとスイスの国境付近のジュラ山脈の周辺で作られています。
フランスでもスイスでもモンドールを生産していますが、フランス産のものを「モンドール(Mont d’Or)」といい、スイス産のものを「ヴァシュラン・モンドール(Vacherin Mont d’Or)」と呼びます。
フランスもスイスも製造方法はほぼ一緒ですが、フランス産はミルクを殺菌しない無殺菌乳を使用しますが、スイス産は55℃以下の加熱をする低温殺菌乳をするため、フランス産のモンドールの方がミルクのコクを感じられます。
モンドールはいつでも食べられるわけではなく、8月15日から翌年の3月15日までしか製造されないため、秋冬限定のチーズなのです。
他のチーズとは違う特徴は、エピセア(モミの木)の樹皮を巻いて、エピセアの棚の上で熟成させ、エピセアの木箱に入れて出荷・販売されます。
そのため、モンドールにエピセアの心地よい香りが感じられます。
モンドールの味わい
モンドールは、食べる1時間ほど前に冷蔵庫から取り出して常温におきやわらかくしておきます。
そして、食べるときはモンドール を木箱に入れたまま、表皮を剥がして中身をチーズですくっていただきます。
やわらかくなったモンドールは、エピセアの香りと濃厚なミルク感が口の中に広がります。
野菜やクラッカーとの相性も抜群です!
ウォッシュ系のチーズは独特な匂いがあるため苦手な方もいるかと思いますが、モンドールは、いわゆるウォッシュ系の匂いも気にならず、チーズ初心者の方にも食べやすいかと思います。
モンドールの味わい方として、そのまま食べる以外に、フォンドールといって、モンドールの中に白ワイン、刻みニンニクそしてパン粉を入れてオーブンでフォンデュ状にして食べる方法があります。
こちらはまた別の機会に楽しみたいと思います。